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無条件の赦しについて

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管理人Sです! しばらく更新しなかったので久しぶりの感じです(笑) 今日は「無条件の赦しについて」松本司祭の説教から要約です。 私は赦せないような怒りを感じてしまった自分を赦すと、相手も 赦せるようになるのです。皆さんはいかがでしょう。 「七回どころか七の七十倍までも赦しなさい」 マタイ 18 : 21 - 35  当時のユダヤ教では、ヨブ記 33 : 29 によれば、同じ人への赦しは 3 度までで十分と考えられていました。 イエスさまのおことば<7の 70 倍>とは、赦しの回数を数えることを 無意味にする無限の赦しであり、しかもその赦しには「この場合には」 というような条件が一切付けられていません。 つまり無限・無条件の赦し、驚くべき寛容、それは「敵をも愛せよ」の 教え( 5 : 44 )に通じる考え方なのです。  従って、有限な社会の人間は、なんだかんだ理由をつけてなかなか 人を赦せない存在なのではないでしょうか。 「赦す」ということは途方もなく難しいことだと私たちは経験しています から、 「主の祈り」の<わたしたちも人をゆるします>のことばの前で 口ごもるこ とがしばしばなのではないでしょうか?  主イエスは、ご自身を十字架につける人々のために「父よ、彼らを おゆるし下さい。自分が何をしているのか知らないのです。」と罪の 赦し を祈られました。私たちはこの主イエスのお祈りに支えられて 初めて人を赦すことが可能だという条件が備えられるのです。 つまり私たちは<主イエスの十字架の愛とゆるし>が与えられなけれ ば、人を赦すことが出来ないし、<主イエスの十字架の愛とゆるし>の 神秘・奥義をより深くわかる信仰によってのみ今日の福音書の無限・ 無条件の赦しについて受け容れる事の出来るメッセージなのです。