2015年8月17日月曜日

8月のお盆に戦後70年を思う。

管理人Sです!


皆さん夏休み楽しんでますか?
夏休み返上で働いている方もいらっしゃいますね。
いろいろな場所で8月を過ごしているのです。

私たち日本人は8月に「お盆」という行事を迎えます。
多くの方がご先祖の御霊に向かいお墓参りをします。
私もお墓参りに行きました。
教会には毎年11月1日に諸聖徒日(しょせいとび)
という例えて言えば「西洋のお盆」の行事があります。
私たちクリスチャンは日本の文化と西洋の文化を
ダブルで受けているのです。

またこの時期は先の戦争の節目の月でもあります。

 6日の広島原爆の日。
 9日の長崎原爆の日。
15日の敗戦の日。
(終戦の言い方は勝者からの視点と思いますのでここ
ではあえて敗戦という表現に変えてあります。)

この戦争は大きな過ちでした。
一部の政治家や軍部の指導者による私利私欲が考えた
悪魔の計画でした。
相手の土地、財産や命を奪うやり方での計画でした。
いま現在ISがおこなっている戦争と同じと言えます。
子どもからお年寄りまで国民全てを洗脳する教育、
多くの宗教団体が教義を曲げられ戦争協力を強いられました。

戦争で奪われるのは財産や命のほかに絆があります。
絆と言えば東日本大震災で日本人が大切に感じたも
のの一つとして記憶されてると思います。
その絆を奪う、奪われるとはどういうことでしょうか。

人と人が関わると生まれるのがこの絆です。
家族や友人、仕事仲間、趣味や学びの仲間の間で築
かれ、目には見えませんが大切なものが絆です。
戦争はこの絆を奪うのです。

命が助かっても、絆が奪われるとその後の人生に暗い
影を残します。とても恐ろしいものです。

実はこの言葉は長崎原爆で被爆した城臺美弥子さん
から伺った話の中に出てきた言葉です。
実体験の中から感じられたとても重い言葉でした。

私たちが想像しても想像できないほど恐ろしいことが
おこるのが戦争です。
戦争に綺麗なものなどないのです。
武器を持って守るというのも戦争の一種です。
武器を持つとどんな理由があっても一度使えば相手
を殺傷します。相手の絆を奪います。

では国を守るというのはどういうことでしょうか。
日本には恒久平和を守るための憲法9条があり、
それを70年守ってきました。
その間戦争はありません。
戦争がないのはこの憲法のもと、戦争をしないよう
外交努力をしてきた人々がいるからに他なりません。
外交は私たちの生活でいえば友達のことを理解し、
思いやりをもってお互いを認め合うことです。
いじめに遭うからナイフや銃を持とうということに
なったら一体この国の子どもたちはどうなるので
しょうか。

いま国会で議論されている安保法制はこの9条に反
する法案です。
国を守るために相手を攻撃できるようにする法案です。
決して生み出してはなりません。
私はそう考えています。

また教会は社会と密接に関わっています。
私たち信徒は美信徒の皆さんと同じように社会生活
を過ごしています。特別な生活はしていません。
教会という組織も同じで社会性を持っています。
その上で命を大切にするのがクリスチャンの信条です。
日本聖公会のメンバーは命を大切に思っています。
皆さんと同じように絆を大切にして生きています。

宗教法人日本聖公会としてこの法案に反対しています。
私たちの日本聖公会も政治家たちの言いなりになって
教義を曲げ、戦争賛美をおこなった痛切な歴史があります。
この反省を踏まえ戦後70年の今年に新たな戦いのきっか
けを作ることはご先祖の御霊に対しても許されることでは
ないと思います。


日本聖公会の政府等への声明・要請・抗議文

写真は岐阜聖パウロ教会の墓地です。


















皆さんに神様のお恵みと幸せがたくさんありますように。






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